2011年6月5日日曜日

台東県のバス:山線と海線

台湾は、県毎にバスのシステムが違うのですが、知本温泉がある台東県には、鼎東客運バスの山線海線と呼ばれている2つの路線バスがあります。

台湾の東側は平地が少なく、わずかな平地の台東と花蓮が大きな町になっているのですが、その台東県から花蓮県を結ぶ海側の通りを走る路線が海線、ひとつ山を越えた西側の谷間を走る路線が山線と呼ばれています。知本温泉の位置は、台東の町よりも少し南側なので、知本温泉への路線バスは、山線のみのアクセスとなります。

海線の路線図


山線の路線図


日本の感覚だと、大きな鉄道駅には、その駅前にそのターミナル駅のバス停があります。台湾のバスは、会社毎にターミナル駅の場所が微妙に違います。しかも駅前の分かりやすい場所にあるとは限りません。台東は小さい町でバス会社は2つしかないので、2つだけ覚えれば良いのですが、西側の大都市では、バス会社毎にバス停が違うので、最初はかなり戸惑います。

加えて、台湾鉄道の台東駅は、台湾鉄道を南側で一周させるために、駅の場所が現在の台東駅(新駅)に移動してしまいました。しかし、バスターミナルなどの町の機能は、現在は電車が走っていない旧駅のままになっているので、新駅にはバスターミナルがなく、台東では鉄道とバスのアクセスがよくありません。そのため、山線が、新駅から山線総駅までの連絡バス(新站線)を走らせています。その新站線の時刻表です。

旧駅前に海線のバスターミナルがありますが、山線のバスターミナル(台東總站)は町の路地の中側にあります。場所は、下の地図を参照してください。バスの本数が少ないので、台東總站の時刻表はとても役立ちます。



知本温泉へのバスのアクセスについて、次の記事で書こうと思います。

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2 件のコメント:

  1. まいさん☆クマッコです♪

    台東駅付近はなんやらゴチャゴチャしてた印象があります。私が行った頃は既に新駅になっていて、電車で南回りしてきて、乗り換える分には特に問題ありませんでした。ただ、東側の路線の切符を到着するまで買えないというジレンマはありますが・・・(笑)。

    海線、山線。なんか台湾名物なのかと思ってしまいます。東側の鉄道にはなかったかと思いますが、台北から台中へ行く途中には、路線が二つあったように思います。いつも山線でした。魅惑の海線(笑)。

    海外のバスは難しいです。台中で一度とんでもないところまで乗ってしまい、少々トラウマ気味です♪アヒャヒャヒャヽ(゚◇゚ )ノ

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  2. クマッコさん☆こんにちは、まいです。

    海外のバスが乗れて旅ができるようになると、
    現地の人と同じ目線でモノが眺められるので、
    単なる旅行者とは違った楽しみが得られますよね。

    そのかわり余裕をもったスケジュールと少々のトラブルも覚悟してのことですが。σ(^_^;)

    トラウマへのリベンジに、台東駅へ再び来訪という手もありますね!

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